大ジェンベ(続き)
大口径ジェンベのことを書いてて・・・あ、まだ皮張ってないんですが(汗)・・・ひとつ思ったことが。
ブルーズのミュージシャンとかのエピソードで、貧乏で楽器も使い古したようなおんぼろのギターなんだけど、その人が弾くと紛れもなくモノホンの音を出す。もう体の一部みたいになってる、みたいな話を読んだことがあって、そういうのはやっぱりあこがれます。自分も「今使ってるジェンベを大事にしよう」とか思いながら、しかそながら、やむをえない義理もあったり、「いい音だ~!あれ欲しい~!!」的なヨクボウに負けたりで、結局やっぱり何十本ものジェンベを買ってつきあってきました。今でも手元には何本もあるわけですが、最近になって、やっとこさ、「オレにはこいつが一番馴染む」っていうジェンベに出会うことができて、どれか一本選べ、と言われたらこれにしよう、って思えるようになりました。音はもちろん、大きさ、カタチ、重さ、雰囲気、いろんな面から見て(音はすごく気にいってるけど、抱えたときの感じがちょっとだけ***・・・てなヤツもいるんですよ)。あと、叩くリズムの種類とか、自分の叩き方との相性ってのもありますね。そういう意味では、ずっと迷走模索してきた自分の叩きかたにやっとカタチというかスタイルが定まってきたのかな?こんなことはオレにはできねえ、みたいな諦めも含めてね。 とにかく、そういうジェンベがやっと決まってきたんだけど、それはいいとして、言いたいことは、もしそいつが口径40センチ高さ70センチだったら、どうするかって話よ(笑)!?なんせ体の一部ですから、どこへでも持っていくし、下手したら一緒に寝てるぞ、ぐらいのその分身が、持ち運べないくらい巨大だったら・・・? と思うと、巨大ジェンベって、ほんとうは、個人の表現手段としての楽器、にはふさわしくないかも。っていうか、いわゆる楽器じゃないかも。うちの近くの大国魂神社には何百年も伝わってる大太鼓があるらしいですが、そういう存在、コミュニティ共有の財産にこそふさわしいのかもしれません。大切に安置されてて、特別な儀式のときにのみ演奏されるとか、ね・・・。 自分の分身として連れて歩くんなら、やっぱり相応な大きさっつうか、分ってのもあるんじゃねえのかな~、なんていろいろ考えを巡らせて、遊んでいる私でありました。あくまで個人的な意見だから、気にしないでな~
by afgroove
| 2007-02-02 20:03
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